

ということで八重山の冬(11月〜2月)の気温と天候から。
平均気温を見ると18〜23℃と本州の秋のような過ごしやすい数字が出ています。ですが実際には雨が多くなり強い北風も吹く日が多くなるのが八重山の冬です。なので天気が悪い日は雨が混じった北風がビュンビュン・・・けっこう寒いよねー、っていう日が多いのが実際の現状です。そんな日の体感温度は10℃くらいに感じるかもしれません。逆に晴れると23℃くらいまで気温も上がり、冬なのにポカポカ陽気だー!っていう日もあります。
ということで八重山の冬は天候によって雲泥の差があると思ってもらえれば良いかなと思います。
ちなみに天気の比率は・・・晴れが2割、曇り雨が8割という感じです。

💡 ガイドの一言:雨風が多くなる冬の八重山は意外と寒いと思ってください!
続いてそんな冬の西表島での観光はどうなっているの?という疑問にお答えします。
まず冬の季節に一番人気があるツアーはフェリー会社さんが出している3島巡りなどのパックツアーですね。西表島到着後は観光バスでマングローブ遊覧船や由布島観光を楽しみ、その後はまたフェリーに乗って竹富島へ・・・というような内容です。雨にもそこまで左右されずいろいろな場所を巡れる内容となっています。
続いて人気なのはやっぱりアクティビティツアーです。カヌーやSUP、トレッキングなどなど。晴れたら最高!でも雨が降っても問題なし!雨でも楽しめる内容がいっぱいのアクティビティを皆さん楽しんでいます。ただ海のアクティビティは海が荒れる日も多く中止が多いです。ダイビングは可能な日も多いですが、シュノーケリングや海SUPなどは中止になる日が多くなります。
そして最後はレンタカーを借りて野生生物保護センターや由布島をご自身で観光する、の大きく3パターンかなと思います。

💡 ガイドの一言:冬でも楽しめるアクティビティがいっぱいあるので是非遊びにお越しください!
ここからは、実際に冬におすすめのアクティビティについてご紹介します。
前述のとおり、西表島の冬は雨が多く、思ったより肌寒い日もあります。そのため「この季節にアクティビティはちょっと…」と思う方も多いかもしれません。ですが、八重山諸島の中で“雨でも遊べるアクティビティ”がいちばん充実しているのが西表島なのです。
たとえば、マングローブの森をカヌーで進むツアーは、多少の雨でも問題ありません。むしろ雨上がりの森はしっとりとした空気に包まれて雰囲気抜群です。ほかにも、ジャングルを歩いて鍾乳洞を探検するコースや、大自然の中を駆け抜けるバギー体験など、雨に左右されにくいアクティビティが豊富にそろっています。
さらに、西表島のツアーは小さなお子様からご年配の方まで楽しめるコースが多いのも魅力です。4歳くらいのお子様でも参加できる半日コースや、ご夫婦でゆったり自然観察を楽しむコースなど、体力や時間に合わせて選べるのがうれしいポイント。
冬の西表島は、派手さはないものの、人も少なく自然に包まれる贅沢な時間を過ごせる季節です。アクティビティを通じてこの時期ならではの静かで豊かな島の表情を感じてみてください。

💡 ガイドの一言:雨でも楽しい!晴れたらもっと楽しい冬の西表島なのです。
冬の西表島で人気No.1なのが「ピナイサーラの滝カヌー&トレッキングツアー」。冬は水量が増えて滝の迫力が倍増し、まさに“冬でもベストシーズン”といえるツアーです。
さらに、洞窟探検が楽しめる「鍾乳洞探検ツアー」は、雨の日でも安心して参加できる定番コース。気温差が少なく、一年を通して快適に探検を楽しめます。
また、島の自然をダイナミックに走り抜ける「バギー体験」もおすすめ。冬の澄んだ空気の中で感じるスピード感は格別です。
そして、アクティビティと観光の両方を満喫したい方には「由布島観光ツアー」がおすすめ。カヌーやトレッキング、滝遊びに加えて由布島観光まで楽しめる、欲張りな満足コースです。
どのツアーも、経験豊富な空風(そらかぜ)のガイドが、冬の西表島を楽しく安全にご案内いたします☆




💡 ガイドの一言:ド定番のカヌー体験にプラスして、自分にあったツアーを探しましょう!
ここまで冬の西表島の状況とアクティビティについて紹介しましたが、続いては服装です。
晴れたらポカポカ、でも基本は北風ビュンビュン雨まじりで肌寒い・・・そんな冬の西表島に最適な服装を解説致します!
まずは観光編。
石垣島や西表島で観光をされる方は寒いことも考えて長袖長ズボンがお勧めです。ただTシャツでも大丈夫な日もあるので、上半身はTシャツ、長袖Tシャツ、トレーナー等を組み合わせて1枚ライトダウンやレインジャケットのような羽織れるものを持ってきておくと暑い日も寒い日もカバーできるはずです。
薄手のヒートテックはかさ張らず保温性もあるので予備として準備しておくと更に安心です。
続いてツアー参加編です。
フィールドアクティビティに参加する場合は動きやすさと肌の保護を重視しましょう。
上半身は長袖Tシャツ、ラッシュガード等の動きやすく乾きやすい服にレインジャケット等を持ってきておくのが大事。
下半身はレギンスやトレンカで足首までカバーをして、その上に水着タイプのハーフパンツやアウトドアに適したズボンを履いて頂くのが良いです。そして雨と寒さ対策としてレインジャケットやウインドブレーカーなどを準備しておきましょう。ちなみにヒートテックは濡れると乾きずらく逆に寒くなってしまうのでアクティビティには不向きです。

💡 ガイドの一言:冬の時期はレインジャケット系がマストアイテム!準備しておきましょう。
ツアーに参加する際にあれば便利、必要というものを挙げてみました。
ただショップ側が準備してくれている物などもあると思うので、詳しくは参加するお店に確認しましょう。
💡 ガイドの一言:冬のツアーでは、“濡れても困らない準備”が大切!空風では防水バッグのレンタルも行っていますので、気軽にご相談ください。
冬の西表島は寒さ対策が大事と話してきましたが、他にも注意しておきたいポイントがいくつかあります。まず寒さとは逆のことを言いますが日焼けをしたくない方は日焼け止めも必ず準備しておきましょう。日差しも強く、晴れると20℃を超えてきて肌が焼けちゃいます!
続いて上原航路の欠航が頻繁に起こることです。僕の個人的な感覚としては11月~3月初旬の欠航率は約50%くらい、ひどいときは70%くらい欠航している年もあったと思います。宿が上原港方面の場合は大原港から入ってバスやレンタカーで更に1時間ほど移動する可能性が高いというのも覚えておきましょう。ちなみに大原航路は欠航することがゼロに近いので西表島に入れないというのはありません。
最後に休みのお店が増えるというのも知っておきたいところです。
やはり夏がメインの西表島は冬になると長期休暇などを取ってお休みになるお店もチラホラ。お目当てのお店がある場合は早めにお休みの確認をしておきましょう。

💡 ガイドの一言:空風は冬も休まず営業中!年中無休です☆
冬の西表島のグルメといえば何といっても琉球イノシシですね!西表島に生息しているイノシシはドングリをいっぱい食べていてお肉に臭みもなく油も甘い!猟期の11月15日~2月15日の間に獲れたイノシシが出回る冬の季節はイノシシ料理が絶対のお勧めです☆イノシシのローストなど臭みがない琉球イノシシならではの料理があるので是非食べてみて下さい!
観光スポットは・・・やっぱり由布島ですね!ド定番なんですが冬でも安心して楽しめると思います。ただ雨が多い冬は傘やレインジャケット等を準備しておくと便利です。
そして野生生物保護センターも冬の観光にお勧めです。2022年に全面リニューアルした施設は無料なのに見どころいっぱい!行く価値ありの名所になりました☆西表島の自然やヤマネコについても詳しく学ぶことが出来るのでお子様から大人の方まで全世代にお勧め!雨が降っても館内なので安心ですね。但し!ご自身で行くにはレンタカー必須となります。

💡 ガイドの一言:西表島のいちばんのローカル料理は絶対にイノシシ料理!臭みなしなのです☆
西表島の大自然を“安全に、楽しく、心から感じてほしい”——そんな想いでツアーを提供しているのが空風(そらかぜ)です。カヌー、トレッキング、鍾乳洞探検、バギー体験、プライベートツアーなど、季節ごとに最適なコースをご用意。冬でも快適に楽しめる少人数制ツアーは、初めての方にもリピーターにも大好評・・・だと思っています(笑)ガイド全員が西表島を愛し、自然の魅力を楽しく伝えるのが僕たちの使命です。
冬の西表島で思いっきり遊んで最高の思い出を作っていただくために全力でガイドをするのみ!!
お客様に尽くすガイドを心がけて西表島をご案内いたします☆

西表島の冬は、人も少なく、自然の息づかいをすぐそばに感じられる特別な季節です。
滝の迫力、森を包む静けさ、雨に濡れた緑のきらめき——すべてが冬ならではの贅沢なのだと思います。
服装と持ち物をしっかり準備すれば、静かな島でしか味わえない“本当の自然時間”を楽しめます!
冬の西表島を心から満喫するなら、ぜひ**空風(そらかぜ)**のツアーで。
その日の天候に合わせた最適なプランで、あなたの“忘れられない冬旅”を全力でサポートします。