はいさーい!
今日は西表島のアクティビティツアーの代名詞、「ピナイサーラの滝」を紹介いたします。
解説はこれを書きながら西表島でもう20年もガイドやってるんだねーと老いを感じているヨーヘイがさせて頂きますね(笑)
いろんなWEBの紹介ページでも挙げられている西表島で一番有名な滝ですが、書いている記事の中には行く資格も持っていないツアー会社さんのものまであったりするので僕自身ビックリしてます(笑)
しかも紹介している実際の写真まで違うし・・・。
WEBでは無法地帯になっているのか・・・と思うほどです。。。
なのでピナイサーラの滝で20年間ガイドをしている僕がちゃんとした解説と紹介をさせて頂きまーす☆
ひと言で言うと西表島に来たら”とりあえず最初に行っとけ”という場所です(笑)
西表島には大小合わせて約120もの滝がありますが、ピナイサーラの滝がダントツで有名です。
理由は、沖縄県で1番の落差(約55m)を誇る滝、そしてピナイサーラの滝に行く各ツアーがいっぱいあるからなのです☆
西表島を調べたら雑誌やらメディアやらどこを調べてもピナイサーラの滝が出てきますね(笑)
知名度ナンバーワン!それがピナイサーラの滝です☆
みんなが行きたいピナイサーラの滝☆正しい情報を皆様にお伝え致します♪
僕が島に来た時から名前の由来はいろんな事が言われてましたねー。
ピナイ=白い、サーラ=ようなもの、とか。
でも正解はピナイ=ひげ、サーラ=下がったものという意味です。
白いひげを生やした水の神様が居座る滝、これがピナイサーラの名前の由来ですね☆
ちなみに都会風に言うと「白髭の滝」・・・なのかな(笑)
やっぱり日本でいちばんのマングローブ林のカヌーが魅力ですね!
初めてカヌーに乗る方もガイドがちゃんとレクチャーしてくれるので誰でも乗りこなせるようになるので安心してください☆
そしてカヌーはかなり安定しているのでひっくり返ってドボン!というような事はほとんどありません(僕のツアーではここ10年くらいはドボンしてません笑)
カヌーに乗り込んでマングローブの川を進んでいくとテレビで見るような素敵な景色が広がるので西表島の大自然満喫ツアーのスタートです☆
マングローブの景色がめっちゃ綺麗です☆のんびり漕いで約30分とちょうど良い距離間です♪
カヌーから降りるとすぐにジャングルの中に入っていきます。
とはいえ道なき道をガサガサと草をかき分けて・・・というような感じではないので安心してください(笑)
ちゃんと道ができているので安全に歩いて進めます☆
トレッキングの道中は大きなシダ植物やクワズイモなど南国植物に囲まれているのですが、中でも樹齢200年以上のサキシマスオウノキやアカギは見応えがあります!
秋から冬にかけては日本で一番大きなどんぐりも見つけることができるかもです☆
植物の種類も多いのでガイドに解説をしてもらいながら楽しく進みましょうね。
他にもトカゲや昆虫類もいろんなところで見つけることができちゃいます。
見たくないという方もいると思いますが暖かい時期はサキシマハブもよく出てきますね(笑)
とはいえガイドが安全を確保しながら観察しますので飛び掛かってきたり嚙まれたり・・・なんてことはありませんのでご安心ください☆
ジャングルには西表島の大きな植物がいっぱいです☆見るだけで楽しいですよ♪
トレッキングを頑張った先には青い海が広がる滝上からの景色を見ることができます☆
頑張って登ったあとの景色は最高にきれいですね!
ジャングルからマングローブ、そして青い海と続く先には鳩間島も見ることができます。
滝上では川の水も流れているので暑い夏は水浴びをして楽しむこともできますよ♪
川の中にはテナガエビもたくさんいるので大人も子供も捕まえるのに必死になる方が多いですね(笑)
ただ捕まえたら優しくリリースしてあげましょう☆
そして滝上のスペースで昼食タイムをするショップが多いと思います。
空風もここで昼食にすることが多いですね!
自然に囲まれて、青い海を見ながらの昼食タイムは格別ですよー☆
空風ではお手製の八重山ソーキそばをお出ししております♪
※滝上には1日コースで行くショップが多いです。滝上だけの半日コースはあまり見かけません。
頑張って登ってきた滝上からの景色は最高です☆青い海と空が広がっています♪
滝つぼでは55mの高さから落ちてくる滝を近くで見ることができます!
水量が多い時には滝の水しぶきが舞い上がりミストのように降りそそぎます☆
マイナスイオンに包まれてというのはこの事ですね♪
そしてピナイサーラでは滝つぼに入って遊ぶことも可能です。
水深は深いところで2mほどになっているところもあるので安全のためにライフジャケットは着用しましょうね。
プカプカ浮かびながら見上げる滝は迫力の絶景ですよ☆
そして低い段差ですが約1mほどの高さからの飛び込みもすることが出来るのでずっと飛び込んで遊んでいる子が多いです(笑)
滝が落ちてきているそばまで近寄ることが出来るので、間近で滝のしぶきを浴びることもできちゃいます!
もちろん滝つぼでは泳がずにのんびり過ごすのも気持ちいいのでアクティブ派からのんびり派まで楽しめる滝となっています☆
※※※※※※※※※※※※注意点※※※※※※※※※※※※
ツアー全体を通して当たり前のことですが、遊ぶ際にはガイドの注意をしっかりと聞いて安全に遊ぶようにしましょう。
特にピナイサーラの滝はルールがしっかりと決まっており、高いところからの飛び込みや滝の真下に行って打たれに行くなどは禁止されています。
ルールを守ってみんなが気持ちよく遊べるツアーにしましょう
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滝つぼはマイナスイオンがいっぱいですよー☆暑い日は泳ぐと最高に気持ちいい♪
さてさてお次は服装と持ち物ですね!
これはツアーに参加するうえでかなり大事になってきます。
夏の西表島はめっちゃ暑いのは想像がつくかと思いますが実は気温は高くても34℃くらいと都会の方が気温が高いのです。
なので過ごしやすいかと言うとそうでもなく夏はすごーく湿度が高いんですねー。
年間平均湿度が83%もあるのに、夏場は平気で90%を超えてきます。
そして冬はと言うとしっかり寒い!
気温だけ見ると暖かそうな感じがしますが北風ビュンビュン吹いて雨も混じる日が多いので体感温度は5℃くらいは低めです。
という事で、季節別でこんな服装がベストですよーっていうのを解説するので参考にして下さい☆
こちらのページにも詳しく記載していますので併せてお読み下さい。
この期間は暑くて日差しがびっくりするぐらい強いです。
暑いというより痛いという感じなくらいの日差しです!
なので半袖で・・・ではなく薄手の長袖と長ズボンを準備しましょう。
下半身はレギンスやトレンカ、上半身はラッシュガードがお勧めです。
目的は強い日差し、擦り傷、虫刺され等からの肌を守るためとなります。
そしてその上にハーフパンツやTシャツを着ましょう。
ツアーでは必ず濡れますのでハーフパンツを水着タイプの物にしておくと一番良いですね。
短パン&半袖ではツアー参加出来ません、という事ではないですが、肌をしっかりと保護するのが大事となります。
半袖などラフなスタイルで参加される場合は日焼け、虫刺され、擦り傷など危険性が高くなりますので注意して参加するようにしましょう。
西表島の日差しは都会の6倍!!肌の保護はしっかりとしておきましょう☆
夏でもちゃんと肌を保護するのがベストです!乾きやすく動きやすい服を選びましょう☆
西表島では11月頃になると強い北風が吹きだします。
それに天候も悪く雨の日も多くなってくるので、この季節は防寒もしっかりすることが大事です。
夏とは違い寒い日が多いのでラフなスタイルはしないほうが良いです。
冬は寒さ対策の為にも夏と同じく長袖長ズボンにしましょう。
とはいえレギンス、トレンカ、ラッシュガードはそのままで、夏の服装に加えてレインジャケットやウインドブレーカー等のナイロン製防寒着を準備するようにしましょう。
ただダウンジャケットのような厚手の防寒着ではなくレインジャケットぐらいの薄手のもので大丈夫です。
※※※※※※※※ちょこっとアドバイス※※※※※※※※※
たまにレギンスやトレンカの代わりにヒートテックでも良いですか?と聞かれます。
ダメではないですが冬場は避けたほうが良いかもしれません。
というのも、ヒートテックは濡れちゃうと乾きにくくそして冷たい・・・寒さが倍増するかもしれません。
冬こそ乾きやすく動きやすいレギンス、トレンカ、ラッシュガード等がお勧めです。
ただ、ツアー後の着替え用などにはヒートテックは暖かくなるのでお勧めです☆
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冬は雨と風対策をしっかりと!ナイロン製のジャケットは必須です☆
ここでは当店のツアーに参加した場合の持ち物をご紹介します。
同じピナイサーラのツアーだとしても各ショップで持ち物は違うと思いますので参加するショップでちゃんと確認をしましょう。
空風ではカヌーやライフジャケットはもちろんですが、専用シューズ、防水バック(20ℓ)、ミネラルウォーター1本(500mℓ)も無料で準備しております。
詳しくは空風の装備品ページをご覧下さいね。
専用シューズや防水バックは当店で無料で準備しています☆
西表島で一番人気の場所ですが、現在は竹富町の条例等ルールがしっかりとある場所です。
特にここは注意しましょうという点を挙げてみましたのでツアー日までにちゃんと確認をしておきましょう!
ピナイサーラ地区においてトイレがあるのは、駐車場スペース、滝上、滝壺、カヌー係留所の4か所のみです。
ツアーに出発してしまうと3か所しかありませんのでトイレは出発前の港ターミナルや宿泊先で必ずしておきましょう。
駐車場スペースにあるトイレは2台しかなく、バイオトイレといって1日の人数制限(60人まで)があるトイレとなりますので全員が行ってしまうとすぐに利用不可となってしまいます。
全員が気持ちよく利用するためにもトイレは事前に済ませておきましょう。
ピナイサーラの滝は人気のある場所ですが意外とツアー内容を知らない方が多いのも現状です。
ツアー内容はカヌーの他にもトレッキングが半日コースで合計1時間ほど、1日コースで合計2時間半ほどあります。
手すりなどもない自然の中の道ですので膝ぐらいの高さのある段差が多くあります。
また高低差がありますので登りと下りがきつい道のりです。
バランスを崩すと滑落して大怪我や死亡事故に繋がるような危険な場所もあります。
時間はそこまで長くないですが山登りというような感じになるのがピナイサーラの滝です。
そして他のお客様が一緒に参加している場合は途中でのリタイヤも出来ません。
安全上ガイドはお客様から目を離すことは出来ませんので、1人が行けなくなってしまうと全員で引き返すことになります。
急がずゆっくりとしたペースで歩きますが最低限の体力と足腰がないとトラブルになりますのでご予約の前に必ず参加メンバーの体力チェックをおこなって下さい。
上記の理由からショップごとに年齢制限を設けていることが多いと思います。
当店ではピナイサーラの滝は小学生~65歳までとしており、小学生低学年と55歳~65歳までのお客様にはお申し込み時に体力と足腰の確認をさせて頂いております。
ツアー中に怪我をしてしまうと島内の診療所にすぐに行くことも出来ず、また救急隊や他ショップのガイド陣に救援を求める状況になる可能性もあります。
全てのショップのガイドは安全を確保しつつも楽しんで頂くためにいろいろな研修や講習、そして経験を積んだプロのガイドですが、1人でも体力が見合わない方が参加してしまうとチーム全体の危険のリスクが上がってしまいます。
参加する際にはトラブルを避けるためにもツアーを楽しめる体力があることをご確認下さいね。
ご自身、そして参加される全員の為でもありますので宜しくお願い致します。
※ショップごとに年齢や必要体力の基準が違いますので不安な方は参加するショップに相談しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
ピナイサーラの滝について間違いのない正しい解説をさせて頂きましたが如何だったでしょうか。
竹富町の条例で厳しくルール作りがされるほどの人気の場所なのでお客様も多く、夏の季節は混雑がある場所でもあります。
ただ、カヌー&トレッキングで進んだ先にある滝上からの絶景や滝つぼの迫力の景色は西表島に来たからには一度は体験する価値のある場所です☆
経験豊富なガイドと行けば混雑があったとしても十分に楽しめますので旅の思い出にピナイサーラの滝を選んでみては如何でしょうか♪
当店ではこの15年間で18000人以上のお客様をピナイサーラの滝にご案内している実績があります!
安心して楽しんで頂けるように万全の体制を整えて皆様のお越しをお待ちしております!
ツアーの事は何でもお気軽にご相談ください☆
26歳のときに大阪から移住。 移住をした次の日からガイドとして働き今年でガイド20年。
30歳で立ち上げた空風も15年目を迎えました。 現在は中学校のPTA会長や地域行事を担い大忙しの毎日です☆ 島の方から受けた恩に感謝をして、これからも西表島を盛り上げていきます!