はいさい☆
よーへいです!
今日は西表島の大人気観光地である由布島を紹介したいと思います。
水牛車に乗ってオジーの三線を聞きながら海を渡る由布島観光ですが、実はオジーが三線を引くようになったのは最近になってから(笑)
そんな裏話も交えながら由布島の魅力をお伝えしまーす☆
由布島とは?その成り立ちと歴史
由布島の位置
由布島は八重山諸島の島の一つです。
西表島の東側にあり、島から400mほどのところにあります。
周囲は約2.0kmで、のんびり歩いても1時間程で1周できちゃう小さな島です。
由布島の成り立ち
むかーし昔、と言っても戦争前くらいのお話です。
竹富島や黒島などの島民は農作を行いに出稼ぎのような形で西表島に来ていました。
何故かというと竹富島や黒島は稲作に向いていない島で西表島は川の水が豊富、そして土壌も豊かだったからです。
ただ!その時代の西表島はマラリア蚊が発生していて島の中で生活するのは危険だったのです。
ですが、西表島から歩いてでも渡れる由布島はマラリア蚊がいない安全な島だったので島民は由布島に仮住宅で住みながら西表島へ農作に通った・・・それが由布島で人が住み始めた始まりと言われています。
今風に言うと由布島のマンスリーレオパレスで暮らし、出勤先が西表島、そんな感じだったんですね(笑)
由布島の発展、そして廃村
戦後には由布島へどんどん人が増えてきて由布集落となったのですが、その時代は島内に学校も開校しており全盛期を迎えることになりました。
しかし・・・1968年にすんごい大きな台風がやってきて、下からは浸水、外に出れば大嵐という事態に。(この時の台風の勢力は895hpa←メガトン級の台風です)
もうここはダメだ!と壊滅的な被害にあった由布島の島民たちは西表島に渡り、美原集落を作り移り住んだのでした。
ちなみに西表島の美原集落へ移り住んだ1970年頃にはマラリア蚊も撲滅されて西表島は安全な島に変わっていたんですね。
現在の由布島としての発展
ほとんどの島民が由布島から美原集落へと移り住んだのですが、
「俺はここに残って植物園を作る!!」
と言ったのが現在の観光としての由布島の創業者。
そこから水牛を使い島に資材を運んで地道に植物園を造っていったと言われています。
ちなみに!
水牛を使って島に資材を運んでいるところを竹富島の島民が見て、水牛車に人を乗せて観光にすれば島の発展に繋がる!と考え竹富島の水牛車観光が始まり、そして逆に由布島の創業者がそのアイデアを貰い由布島に向かう水牛車に人を乗せて由布島の観光が始まった・・・というのは水牛車に乗っているオジーが僕に言った嘘か誠かのお話です・・・たぶん作り話かな(笑)
由布島へのアクセスと交通手段
石垣島から由布島への行き方
石垣島から由布島へ観光に行く場合はまず西表島にフェリーで来て頂くことになります。
西表島には上原港と大原港の2つの港がありますが、近くて便利なのは大原港です。
西表島での交通手段と移動方法
ただし!大原港に到着しても島の移動手段は路線バスとレンタカーのみ。
路線バスは1日に4本程度しかないのでフェリーの時間と路線バスの時間を調べるようにしましょう。
レンタカーなら時間を気にせず行けるので便利です。
大原港から由布島までの移動時間は車で約20分~25分(路線バスだと26分)。
上原港からだと車で約30分~40分(路線バスだと40分)といったところです。
おすすめの行き方
ということで由布島だけに行くのは時間も掛かるし意外と不便なのです。
フェリーの時間を調べ、路線バスの時間を調べ、由布島の水牛車の時間と合わせる・・・これかなり大変だと思います。
なので由布島に行くのならツアーで参加するのが便利でお得です!
各フェリー会社からは由布島観光を盛り込んだ3島巡りプラン(竹富島、西表島、由布島)が用意されていたり、西表島内のアクティビティ会社はカヌーやSUPを盛り込んだ由布島観光コースのプランがあります。
このようなツアーに参加することでそれぞれの時間の調整や移動方法を考えることなく由布島観光を楽しむことが出来ちゃいます。
またプラスアルファの体験が出来るのもお得です☆
皆さんの旅程にあったプランを探してみて下さいね!
当店でもマングローブカヌーとジャングル&滝遊びが付いた由布島観光のプランがあるので是非ご検討下さい♪
由布島の見どころ
水牛車に乗って海を渡る島時間
やっぱりこれですよね!
これぞ八重山!これぞ由布島という体験が水牛車で三線を聞きながら海を渡ることだと思います。
のんびり水牛車に揺られながらオジーの話と三線が作り出す空間は間違いなく島時間☆
よんなーよんなー♪
八重山時間をお楽しみください☆
ちなみに余談ですが、由布島観光が始まった頃は三線を弾くことはなくオジーたちはお喋りだけでお客様を由布島まで運んでいたそうです。
ただお喋りが苦手なオジーがお客様との間をつなぐために三線を弾きだしたのが始まりです。
そうなるとお客様からすると三線を弾いてくれたオジーには感謝のチップを渡すようになったんですね。
それを見たお喋りの達人オジーたちもチップを貰うために三線を弾くようになり水牛車&三線の最強の組み合わせが完成したのです。
しかーし!お喋りだけで戦ってきたオジーの中には三線を弾けない方もいる。そのオジーは俺はこんなに喋って楽しませているのにチップが貰えないのは不公平だ!と観光会社の乗務員さんに物申したそうな。
それからは観光で来たお客様には「オジーにチップを与えないでください」という面白い注意喚起がされたという事です(笑)
ちなみにこれも当時のオジーが僕に教えてくれた由布島の歴史なのです♪
水牛車待合所
さてさて、水牛車に揺られて由布島に到着するとまずは水牛車待合所があります。
ここでは売店もありフルーツジュースなどが販売されています。
そして由布島の歴史も書いてあるので、まずはジュースを片手に島のお勉強をして由布島探索に出る準備をするのは如何でしょうか☆
水牛の池
ここには頑張って働いてくれている水牛がたくさん休憩しています。
由布島を築き上げたいちばんの功労者なのです☆
ちなみに現在は水牛の輸入が難しくなり新しく水牛を連れてくることができなくなりました。
由布島にいる水牛だけでは繁殖が難しいので、竹富島の水牛と協力をして繁殖をおこなっているそうです。
水牛エサやり体験
園内には水牛と一緒に記念写真を撮ったりエサをあげる体験ができるところがあります。
由布島にきた思い出に水牛君と触れ合いましょう☆
担当のお兄さんとお姉さんが楽しく案内してくれます♪
園内スタッフとの触れ合い
由布島で働いているスタッフの皆さんは皆さんフレンドリーです☆
思いっきり話かけてみるのがお勧めなのです♪
島のことを知り尽くすスタッフさんがいろんなことを教えてくれますよー。
由布島はみんな良い人ばかりだ♪
蝶々園
実は西表島は蝶々の楽園とも言われているんですねー☆
由布島の蝶々園にもいろんな種類の蝶々が飼育されております。
自然界では見つけるのが難しいオオゴマダラの黄金のサナギも見れちゃうので是非足を運んでみて下さい。
ちなみにオオゴマダラは整髪料が好きな蝶々なのでビシッと髪形を整えている方は頭にオオゴマダラが集まってくるかもです(笑)
由布島茶屋
由布島の端まであるくと海沿いにあるのが由布島茶屋です☆
西表島で人気のジェラート屋さん「マーハルジェラート」を食べることができます。
泡盛や黒糖など島ならではの味が楽しめるマーハルジェラート!
由布島観光に来た際には絶対に食べないと損ですよー♪
いろいろなオブジェ
島のあちらこちらには可愛いオブジェいっぱいあってどれも個性的。
これは大原集落にある民宿しきな荘のオジーが作ったもの☆
これって意外と知られていないんです♪
大原集落周辺にはオジーが作ったオブジェがところどころにあります。
園内にあるオジーのオブジェを皆さんはいくつ見つけることが出来るでしょうか☆
まだまだいっぱいある島のおもしろポイント
いっぱいありすぎて紹介しきれなーい(笑)
ということでここからはダイジェスト☆
貝の館やブーゲンビリアガーデンなど見どころがたくさんです。
由布島のお土産を選ぶのも楽しいですね♪
由布島観光の所要時間はのんびり観光をして1時間半~2時間半くらい、皆さん思い思いの観光を楽しんで下さい☆
最後に・・・
お勧めのマングローブカヌー&由布島観光ツアー
当店ではマングローブカヌー&ジャングルトレッキングに滝遊びを盛り込んだ由布島観光ツアーを開催しています。
約15年間で6000人以上のお客様が参加された実績のある大人気コースです。
由布島入島料金や送迎もすべて含まれているので安心してご参加いただけます。
当店は何と言ってもガイドが自慢!
ガイドツアーは人と人です!
ガイドが良くなければ残念な体験になってしまう事を知っておくことが大切なのです。
当店では、ガイドとは「尽くす」ことをモットーにお客様にとって最高の旅の思い出をプレゼントします。
西表島、そして由布島で素敵な思い出を作りましょう♪
西表島カヌークラブ空風代表 平川洋平
26歳のときに大阪から移住。
移住をした次の日からガイドとして働き今年でガイド19年。
30歳で立ち上げた空風も14年を迎えました。
現在は中学校のPTA会長や地域行事を担い大忙しの毎日です☆
島の方から受けた恩に感謝をして、これからも西表島を盛り上げていきます!